超透明エポキシ大型キャスティング技術
日本中でも少ない特殊技術になります。一般的なアクセサリーの注型やレジンテーブルなどの中小規模の制作ではなく、大型注型の特殊技術で市販のエポキシでは制作不可能なのです。
大型一枚もの一発鏡面注型、テーブル天板・オブジェ
👆は一度に25kgのエポキシを流し込んだ注型物です。
研磨は一切していません。樹脂の硬化管理だけで鏡面になります。
サイズは長さ1m✖幅50cm✖厚さ5cmで樹脂の重量は25kgあります。
👆一枚目画像の樹脂製テーブル天板の透明性を見て頂いています。ガラスの様です。
右後ろにある樹脂板は大きく前面に歪んでいます。樹脂の性能上技術的にも鏡面仕上げは不可能であると言う字様態になります。サイズは50cm✖70cm✖5cmtになります。約半分のサイズでも成形は不可能です。左側は特殊エポキシです。ガラスの様です。
研磨する必要なく鏡面で硬化します。
サイズは長さ1m✖幅50cm✖厚さ5cmで樹脂の重量は25kgあります。
👆一枚目画像の樹脂天板の拡大を見て頂いています。出隅角天端付近をよく見て下さい。型から抜いたばかりの取り民が前で研磨をしていない状態であることが分かると思いますが、端部にバリもありません。この状態が型から抜いた原反になるので端部はカットして研磨仕上げします。上に乗せてあるキューブは5cm各、球体は直径5cmです。
下の大判は、サイズは長さ1m✖幅50cm✖厚さ5cmで樹脂の重量は25kgあります。
👆これは別の試作です。
長さ90cm✖幅60cm✖厚さ9cmで封入と言って樹脂の中に装飾品を入れて固めています。
LEDも閉じ込めて外部で調光できるようにしています。これも型から抜いたままの状態です。出済み角を見ると少しバリがあります。ガラス瓶のフタから大きく空気が出ている状態で固めるのは、技術ではなく温度差で勝手に出てきます。
これは様々な封入物を複雑に入れた場合に硬化時に硬化収縮の差が発生して割れが生じないかの私見です。
👆これは別の試作です。長さ60cm✖幅60cm✖厚さ4~6cmで、型の底面の形状を波を打たせて鏡面に固めた状態、間接照明で曲面のLEDも閉じ込めて外部で調光出来る様にしています。これも方から抜いたままの状態です。出済み角を見ると少しバリがあります。WAX粘度とシリコンで型型撮りしています。(これは一般的なエポキシ樹脂で試験しています。)
👇は上のテストピースを直ぐに廃棄せずリユース試験ピースとして別の私見で使用しています。SDGSの以前20年前から行っています。
👆これはリユース試作です。高さ35cm✖幅45cm✖厚さ30cmで、テストピースの廃棄をせずに封入しています。利用目的はなく可能性を物体にして創造力を広げます。
👆エントランスのオブジェのご依頼で色々提案させて頂いた中の試作品です。
高さ25cm✖横✖30cm✖奥30cmの封入CASTINGです。
試作の段階でしたので、初めの計画は花瓶と造花はエポキシで全て満たして閉じ込める予定でしたが、樹脂の注入途中でこのまますべて埋めるのは面白くないと作家あるあるの悪い癖が出て花瓶が埋まったら注入を止めました。
(これは特殊エポキシ樹脂で試験しています。)
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